LYRICS
All written by Satoshi Utsumi
飛び立つのは空
風に任せ 行き先決めたあの日の 朝のような 渇いた感情に ソーダを注ぐみたいな 醒めるような 踊る誰かに僕は流されるままで 地球の自転に沿って 目を瞑って今日ここまで来たのかい 重力にダイブして 角度は30°上げて 飛び立つのは空 地図はなくても 導はなくても いいのさ 誰も知らない 彼方に浮かぶ天空の 島のような 砂に描いた 遥か昔の文明の 鳥のような 羽はあるのさ 水面に浮かべたままで 地球の公転に沿って 季節の終わりを待ち草臥れてた 戻れなくても 進めなくても 信じてるのさ この世界はまだ 誰も知らない 宝島はあるのさ 重力にダイブして 角度は30°上げて 飛び立つのは空 地図はなくても 導はなくても いいのさ
モノサシ
他人が決めたルールに従って 僕という存在が消えていく まるでマリオネットのように 操り人形のように 意思をなくしてしまえば僕らの心は 少しずつ萎んでゆく また傷付くことが怖くて 踏み出すことが怖くて 生きる意味なんてないって 自分を嘆いたって 死にきれないままの僕らは また朝日を浴びるのなら 夜を越えてきた自分を 少しは好きになってあげても いいんじゃないかなあ あなたはあなたで僕は僕で それぞれ違うモノサシを持っていて あなたの人生を最高にできるのは あなただけなんだから さあ、どう生きる? 自分が決めたルールに従って 僕という存在を決めてゆく それは何よりも怖いものさ 自分という十字架を背負うのさ 震えるその足で精一杯歩いていくのは 未来に近づくため 等身大の自分を誤魔化さなくてもいいんだよ あなたが踏み出すその一歩は あなたの明日を変えてゆけるから あなたはあなたで僕は僕で それぞれの明日が待ってるんだろう あなたの人生を最高にできるのは あなただけなんだから さあ、どう生きる? 僕らは独りじゃないから 比べちゃうんだろう 苦しくなるんだろう でもあなたの人生を生きるのは あなただけなのさ あなたのモノサシが測る人生よ、幸あれ!
emergence
今この世界は 真実じゃないとして 今 僕らは何を信じればいい? 光を求めて集まるように 何かに縋って生きていくしかないのなら 今この世界が 終わろうとしてるとして 今 僕らは何を想えばいい? まるで暗闇 トンネルの中 息も続かない 冷たくなってゆくこの身体 目を覚ましてしまえば また夜は明けてしまうから 彷徨って さすらって 流れ着いた日々の先には 何もないのかもしれない 疑って 信じて 飲み込んで 吐き出して こびり付いた劣等感 剥ぎ取って また僕は生まれ変わってく 今この世界は 真実じゃないとして 今僕らは何を信じればいい? 今この世界が 変わろうとしてるとして 今僕はどんな傷みを感じればいい? 昨日のままの僕がいた 記憶の中の僕がいた 机上の隅 で泣いていた 昨日のままの僕がいた 記憶の中の僕がいた 机上の隅で泣いていた 昨日のままの僕が言った 記憶の中の僕が言った 「明日を受け入れるしかないのなら」 彷徨って さすらって 流れ着いた日々の先には 何もないのかもしれない 疑って 信じて 飲み込んで 吐き出して こびり付いた劣等感 抱え込んでしまうから 僕はまた星を見上げる 古い厚着の昨日を脱ぎ捨ててゆく まだ夢を見てた まだ夢を見ていたいんだ
自由への唄
自分なりに頑張れた今日を 少し褒めてあげたら また明日から頑張らなきゃいけない そんな繰り返しの日々 もうこれ以上前には進めない そんな瞬間に踏み出せる あともう一歩が欲しくて もがいた先の小さな喜び 嫌になることばかりだよな 苦しいことばかりだよな それでも進まなきゃいけない そんな時がきっと今なんだろう 行け 涙の空へ 悲しみの果て 振り向かず進め ただ僕ら 愚直に貪欲に直向きに 生きるしかないのなら 行け 希望の未来へ 愛に溢れた夢 笑顔取り戻せ こんな気持ちを与えてくれた あなたへ贈る 自由への唄 真面目に生きることが 他人よりも損することだって たまには言われることもあるけれど あなたはあなたのままでいいのさ 仕事帰りのコンビニで買った アイスクリームなんか携えて 大好きな歌 口ずさんで帰ろうぜ 行こう 涙の空へ 悲しみの果て 振り向かず進め ただ僕ら 愚直に貪欲に直向きに 生きるしかないのなら 行け 希望の未来へ 愛に溢れた夢 笑顔取り戻せ こんな気持ちを与えてくれた あなたへ贈る 自由への唄 また未来へ出かける あなたの背中を押せ 自由への唄
蜃気楼
雨に濡れた花びら アスファルトに反射してる 空に舞う 夜を漂う鳥たちは 眠る場所を探してる 空に鳴く こんな夜に見えた月 東の彼方に浮かんでる 見えるはずもないのに 確かに感じてる こんな夜に見えた月 それはまるであなたのような 風にそよぐ 優しい祈りだ 雨に揺れた花びら アスファルトは空に変わる どこにゆく 夜を唄う鳥たちは 還る朝を探してる ここにいる こんな夜に見えた月 逆さまに揺れる街 デジャヴして 歪に伸びる影 僕はまだ夢の中 こんな夜に見えた月 それはまるであの日の僕のよう 独り 何を探して 泣いてた? こんな夜に見えた 月明かりの下に浮かぶ蜃気楼 こんな夜に見えた 月明かり 歩く道を照らすだろう こんな夜に見えた月 東の彼方に浮かんでる 夜明けに立ち止まり 幻を信じて いいのさ こんな夜に見えた月 明け方にはこの雨も止むのだろう 情けない僕を包んだ蜃気楼 朝焼けと僕と消えた蜃気楼
レイニーデイズ
止まない雨はないさって 他人事みたいなセリフは もう聞き飽きたんだ 無理に作った笑顔 跨がず歩く水溜まり 壊れてしまった赤信号 生きる理由なんて "生きたい" それだけでいいんじゃない? ずっと必死になって生きてきたからなんて 胸を張ってい いのさ いつかは晴れると信じて今日も 止まない空を見上げてる 止まない空を見上げてる 傘はどこかに忘れて ずぶ濡れになっているから 下を向いている必要はもうないさ 不意に溢れた笑顔 雨音響くトタン屋根 雨粒映したヘッドライト 進む理由なんて 考えるのはもうやめだ 少しずつ 少しずつ そのままの自分でいれば大丈夫 ずっと必死になって生きてきたからなんて 胸を張っていいのさ いつかは晴れると信じて今日も 止まない空を見上げてる 止まない空を見上げてる 独りで不安な夜が明けるかなんて 僕にもまだわからないけど 遠くの空に架かる虹を探して 止まない空 見上げてる ずっと必死になって生きてきたからなんて 胸を張っていいのさ いつかは晴れると信じて今日も 止まない空を見上げてる 止まない空を見上げてる
アルテミス
重ねた分だけ厚くなる絵のように 拘りすぎてもう原型なんて留めない 君の持つゴーグルは何かが見え ているらしい 幻想の中に何を見つけるんだろう ちっぽけな僕はまだ 誰かを想い焦がし 伝えるテ・アモは響き合う 声 超え 夢幻の先へ まるで涙の色した 丸い星を抜けだして まだ何があるのかわからない未来 月を目指す僕らの愛は アポロの頃から 何も変わっちゃいないのさ 彼女が構えた矢の向く先はどこだ 叶わぬ恋だと匙を投げてしまっては 心の奥底にある本音なんて見抜けない デバイスの中巡り巡ったとしても 錯覚の中に何を見つけるんだろう 聳え立つビルの間に 降り立つ白い天使 伝えるメッセージは響かない 故 何故 君は待ってる? まるで涙の色した 丸い星は宇宙船 まだ何処へ着くのかわからないみたい 管制から届く信号は ラブソングに置き換えちゃって 君と歌い踊るのさ きっと涙を流した あの日の女神は言っただろう 愛の理想みたいだねって 次を目指した僕らの夢は アルテミスに乗って 月を狙う 心臓 撃ち抜いて さあ 涙の色した 丸い星を抜けだして まだ何があるのかわからない未来 月を目指す僕らの愛は アポロの頃から 何も変わっちゃいないのさ 彼女が構えた矢の向く先はどこだ
月の出
脳内で答えはもう出てる 悟られないように ポーカーフェイスで決めるんだ 無駄に体力を消耗しないように 僕はじっと待つのさ 好機訪れる瞬間 寸分の狂いも許されない 集中力を切らすな 決して思考を止めるな 疲労感なんてピークを超え それでも戦うのさ 負けたくはないから 何が僕を強くするのか分かったんだ 必死になるのは何故なのか そんなことはもうどうでもいいか 今目の前の一瞬が 最高ならばそれでいい ほら君が輝くほどに僕も光る それはまるで雲の隙間から覗く月 勝敗を決めてしまうような 起死回生の1本は 間違いなく存在するんだ この先起こる変革のときは そう僕の心が強く願うとき 飛び立つために 大きく空見上げたんだ 立ち向かわないで逃げることに 慣れてしまった僕は 戦い抜く方法をこの頭が忘れていて 辛い苦しみを想像して 震える身体を前へ動かす方法 それはプライド以外に何が要るんだ 必死になるのは何故なのか そんなことはもうどうでもいいか 今目の前の一瞬が 最高ならばそれでいい ほら君が輝くほどに僕も光る それはまるで雲の隙間から覗く月
あのこ
あの公園まで行こうよ 君の好きなものがあるのさ 流れ星に願いかけよう カエルは月を見てた リサイクルショップへ行こうよ おかしな魔女がいるらしい 軽くなった身体で空を飛べば スロットの当たりを引く カオスが呼び込んだこの世界 穏やかな暮らしはそこに カオスが呼び込んだこの世界 明日もいい日になれ 古本屋にでも行こうよ 帰りはラーメンを食べよう 濡れたままの靴で踊ろう パジャマのままで踊ろう カオスが呼び込んだこの世界 あの頃にはもう戻れない カオスが呼び込んだこの世界 明日もいい日になれ カオスが呼び込んだこの世界 またきっと会えるよね カオスが呼び込んだこの世界 明日もいい日になれ
ブループ
微睡みの中 聞こえた言葉は ガラスの破片となっていた それは僕の声だったんだ 朝の星と夜の雨が 僕の心を行ったり来たりしてる 一体どれほど捧げれば 僕らは辿り着けるの? 瞳の奥の消えた 青い青い空 幻の中 魅せられた意味を 僕らは探して歩いてる 抜け出せないまま 血を吐きながら それでも世界は回る 目を閉じたまま 見ようとした空に 星は瞬かないから 一体どれほど捧げれば 僕らは辿り着けるの? 瞳の奥の消えた 青い青い空



